ドイツ西部の街、ケルンから時々出かける旅の
記録。ケルンに来る前に住んでいたベルリンから出かけた旅の思い出も入っています。 このブログは「離れ」です。 「母屋」はこちらです。 「今のベルリンのお天気は?」 コメント、リンク、トラックバック歓迎ですが、特定の販売サイトへの誘導や本文の内容と全く関係ないものは削除させて頂くことがありますのでご了承下さい。 カテゴリ
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金曜日に雪が降って、冷たい氷雨の晩秋から本格的に冬に移行して しまいました。土曜日の朝「ホテル」があまりにもひどいので 「引っ越す?」と相方をけしかけてみましたが「いや、もうカードで 払っちゃったし。それに今日は出かけたら夜まで帰らないだろうし、 寝に帰るだけだから。」というのでもう一泊はガマンということに。 ともあれ、朝8時のサンドイッチ、コーヒーの配給時間に間に合わなかった ため、1000円の追加を払った朝食もやはり「・・・。」という内容。 相方のつながった眉の下が曇って見えるのはいわゆる「眉間に皺が寄って いる状態」=「機嫌が悪い」ってことです。あうう。 でも幸いお天気だけは良くて青空がのぞいています。 相方は5年前にも学会だかでストックホルムに来たことがあり、 「旧市街にとりあえず行こうよ。」というので地下鉄で ガムラ・スタンに向かいました。 お天気がいいと、散歩も楽しい。でも土曜の午前中は観光客と 地元の人が買い物にどっと繰り出し、狭い旧市街の石畳の道は 混雑しています。例によって、人混みの嫌いなヒトと歩くには とても不向きな状況。なるべく人のいない方に、いない方に・・・と 流れていきました。歩きながら観光局でもらった案内を読んでいた 相方が「船でめぐる運河ツアーがあるって。これやろうよ。」と言い出し、 お昼過ぎの出発のに間に合うかな、と言いながら船着き場を目指しました。 船着き場はストックホルム一の高級ホテル、グランドホテルの前。 12時半出発の切符を買ったのが11時半。1時間も寒い埠頭で待つのは 無理・・・「じゃ、あそこで待とう。」と相方が指差した先は グランドホテル! 「高価いったってコーヒーくらいならたかが知れてるよ。泊まるわけ じゃないし。でも友達に自慢できるよ、中に入ったって。それに今、 泊まってるとこがひどいからね、その埋め合わせ。」 というわけでおそるおそる、敷居の高いグランドホテルへ・・・。 ドアマンが他の婦人客と話している脇をすり抜け、回転ドアを 押して中に入るといかにも伝統のヨーロッパ、という重厚な雰囲気。 左側のラウンジ奥の窓際の席にいこうとするとそこはレストランで まだ開店していないとのこと。コーヒーを飲みたい、というと 反対側のバーへどうぞ、と言われたのでそちらに移動。 バーカウンターのあるラウンジも壮麗な雰囲気。 自分たちの宿を思い出すとその差に何だかおかしくなってしまうほど。 同じストックホルムでこの差は・・・。 両方で100クローネ(1800円くらい?)でしたが、紅茶は 大きなポットサービスでフルーティーな香りが高く、おいしいもの でした。 (つづく)
by akberlin2
| 2007-11-14 06:30
| Stockholm
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